Poo-tee-weet?(プーティーウィッ?)

ビジネス書などに関する紹介・感想をメインに記事を書いています。経営、組織論、テクノロジー、マーケティング。

Random Thoughts 2024 Jan

近況

1月は寒い日がまあまあありましたね。そして元旦には奥能登で大地震があったりと年のはじめから今年はどうなってしまうのだろう、と思っていたりしました。ちょうど子供と一緒に絵本を読んでたかなにかで、抱っこをしていたときに緊急地震速報が出て、びっくりして、(どうしよう)と身動き取れなくなってしまいました。本当に大地震に見舞われた方は大変だった(という言葉が陳腐過ぎますが)と思います。少しでも早く元の生活に近いようになることを祈るばかりです。

アンパンマンづくし (Fujifilm x100vで撮影)

2024年は辰年

そうこうしているうちに自分も36歳になり、年男 辰年の2024年です。中でも「甲辰」と呼ばれる年のようで、60年ぶりにこの年が巡ってきたらしい。

「甲辰」の意味するところは、ちょうど春になって、草木の芽がその殻を破って頭を少し出して伸び始めようとするが、まだ寒さが厳しくて、勢いよくその芽を伸ばすことができないのと同じように、「旧体制の殻を破って、(自然界と同じように)革新の動きが始まらなければならないのだが、いろいろな抵抗や妨害があるため、その困難と闘う努力をしながら、慎重に伸びていく(歩みを進めていく)」という意味になる。
引用元:2024年の日本株は「方向感が出にくい年」になる 「甲辰(きのえたつ)」の年で考える日経平均 | 市場観測 | 東洋経済オンライン

 

「辰」自体が同サイトによると「振・伸・震と相通じる意味を持」ち、「甲」は「鎧(よろい)・兜(かぶと)の意味」らしい。そう考えると元旦から地震がおきたことも妙に納得してしまう。

 

わりかしこの手の周期の話については興味があり、個人的には2024年はいろんな観点(干支、十干、星座、など)を見てみても転換点な感じな気がしているので慎みながらも一歩ずつ進んでいけたらいいなと思っています。

 

育児をすると脳トレになる?

先日たまたまGoogleさんにレコメンドされた「男性の育児休業が「父親の脳」に与える多大な影響」というハーバード・ビジネス・レビューの記事を読みました。このタイトルに有る通り、育児をすると脳が発達するという調査結果があるようです笑

 

記事で言及されていた『Mother Brain』の著者チェルシー・コナボーイ氏のインタビュー記事などを読んだりするとどうも、オキシトシンとのつながりもあるようだ。確かになにかの本でも男性/父親はこのオキシトシンが出にくいという話があったはず。「出にくい」というのは、女性は妊娠しているときからでるのだけれど、男性は子供が生まれて関係性をもってからしか出ないので、女性と比較して愛情が出るタイミングに時差があるという話。

 

このオキシトシンは「愛情ホルモン」と呼ばれ、ハグしたりそういうことで出るということで、子供と触れ合うことでようやく出てくるものなのだ。元の記事に話を戻すと、子どもと深く関わることで、オキシトシンが生成され、そしてさらに神経生物学的な変化を遂げる、という話のようで、例えば記事で挙げられている実験の事例では、初めて子供をもったスペイン人男性とカリフォルニアの男性を比較したところ、スペイン人男性に集中力の持続に関わる脳の部位に変化が見られたという結果がでている、とのことだ。

 

確かに、子育てというのはいろんな反応をする必要がある。おしっこが出た、うんちが出た、だけではなく言葉がでない段階から、このひとは何を求めているのだろうか?と共感力を最大限に発揮しながら予想する。合っていることもあれば間違っていることもあるが、これだけでも脳がフル回転している。ときには理不尽な要求を子供からされることもあるし、スマートフォンが使いたいと泣いているときにどうやって別のものに興味を移行させるかなども考える。こう考えると、脳のいろんなところが使われている感じもあるし、瞬間的な集中力的なものも鍛えられているというのは納得感がある。

 

男性は見栄を張って?育休は少なめ、みたいなこともあるでしょうが、この記事をネタにして育児休業を取るのが良いのでは?笑

 

NVC(Non violent Communication)

依然に勉強会などで紹介されていてすぐ買って積読状態だった『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』を読みました。なにかのタイミングでFacebookだかに「マイクロソフトCEO、サティア・ナデラが推薦!」みたいなのを改めて見て・・。

 

本書は建設的なコミュニケーションをするうえでのポイントをたくさんの事例とともに紹介している。そして事例の中には育児/子供との対話について言及されていて、共感するというか、しみじみ感じました。

 

NVCでは以下の4つのステップでのコミュニケーションにより、建設的かつ本質的なコミュニケーションができるといい、紛争解決などにも役立つらしい。

 

(1)自分の人生の質を左右する具体的な行動の「観察」

(2)観察したことについて抱いている「感情」

(3)そうした感情を生み出している価値、願望、「必要としていること」

(4)人生を豊かにするための具体的な行動の「要求」

 

よく「Yesで同意してから、相手に求める行動を説明する」と言われたりすると思うが、僕自身はあまりその意味がわかっていなかった。だが、最近子育てをする中で、子供のやりたいことに共感してあげて、その後〜みたいな話もあり、本書でも似たような事例が沢山あげられている。そのことから、本書の説得力は10倍増しだ。5年前に読んだらチンプンカンプンだったろうが、今読むからこその味わいがあった。

 

とはいえ、育児をして脳みそフル回転なのに、仕事でも脳みそフル回転は正直疲れるなぁと思いました。

 

ツェッテルカステン

前回紹介したツェッテルカステン。1月運用してみていい感じです。こちらのYoutubeで紹介されていたテンプレートをNotionにコピーし、更に今まで作ってきた本棚DBと統合して有機的に回せるようになってきた気配。

 

改めてのこの有用性を感じているところです。もっと書いて、1冊でも本が書ける様になったらうれしい。このブログも文章を書くトレーニングの一貫ですが、ほとんどがツェッテルカステンでメモっていた内容を多少修正した感じのものです。雑多な話ですからね。頭がいい人はこれを脳内で引き出せるのでしょうかね。

 

2月もがんばっていきましょう〜