Poo-tee-weet?

とあるIT業界の外資系社員の戯言。旅半分仕事半分の人生を目指しています。書いていることはだいたい戯言。プーティーウィッ?

2対8の法則 あるいは 目標達成について

今週からこの前言っていた日経主催のMBA Global Challengeがはじまった。1月まで週1回程度である予定です。講義はほぼ全て英語で行われる。

今回の講義は、著書『ストーリーとしての競争戦略』で有名な楠さんが講師。内容はもちろん戦略論(Competitive Strategy)ということだったが、かなりベーシカルな内容で知識のない人でも十分ついていける内容。逆にそれなりに知っている人にとっては物足りない内容に感じられるかもしれない。



成功の2割程度しかロジックで理解できない


企業の成功は売上を上げ、利益をあげることであるが、その成功のために必要なのが戦略だという。ただ、その戦略論によって理解できるのはほんの2割程度に過ぎない。だからこそ戦略論が重要だという。僕の理解はこんな感じ。

  ・成功の2割程度しかロジックで理解できない
  ・残り8割はガッツであったり、運であったりする
  ・理解できることを理解しないことはガッツと運に全てを任せることと同義

取捨選択=トレードオフ


戦略においてはトレードオフ思考が重要だとも言う。トレードオフとはその名のとおり、何かを得るためには何かを削ぎ落とすべきという考え。

それは顧客のターゲットを明確にするという意味でも重要だし、市場において競争優位に立つには他社と同じことを全方位的にやるのは必ずしも正しい選択ではない。

全方位体制をとるのに十分なリソースがあるのであれば、そのような戦略をとることは可能だが、十分なリソースを持つ企業/個人はいないだろう。体力のある企業は別だと思うけど。

100の術全て実行はおかしい


講義後、少しふと考え事をしているたところ、「2割しかロジックで理解出来ない」ことや「トレードオフ」ということが頭の中に残っていた。

100を達成するために100の考えうる術を手札として出すのはできるが、その中の2割に注力して活動する、むしろその20で100を作る知恵を考えてみようとしている人って中々少ないのではないか。

むしろ、リソースが限られている環境においては100の術全て実行するのは不可能だという前提に則って活動をすべきではないか、とふと思った。

たぶん部長/マネージャクラスになってチームを統率(?これが適切な用語かは分からないが)する立場になったときに、できる人2割、できない人8割というのがほとんどのケースだろう。一個人の能力も2割程度しか発揮できなかったりするのではないか。

そういう前提に則って考えると、100を20に圧縮して考え、指示ができることがリーダーとしての必要な資質だとも考えられる。一個人として活動する場合には、100の術でなくそのうちの20の術で100を達成するにはどうしたらいいかと常々悩み、実行することが効果的に思える。



これからToDoリストには定期的に下記のようなことをいれたほうがいいかもしれない。

”今思いつくすべての術を行うことで得られるメリットは何か?”

”思いつく術の2割でメリットを得られる方法は?”