Poo-tee-weet?(プーティーウィッ?)

ビジネス書などに関する紹介・感想をメインに記事を書いています。経営、組織論、テクノロジー、マーケティング。

さいはての地、秋田へ行ってきた。

奇跡的に晴れがつづいた三連休。元の天気予報では雨が降るとかふらないとかそんな感じだったので、よかった。夜行バスで秋田まで行き、新幹線で帰るというなんともゆるい旅であります。

いぶり大根。秋田市民市場にて。

秋田市内から車で1時間ちょっと行ったところに男鹿半島があります。道路も海岸線沿いあたりにしかなく、ぐるっと南回りで行くとゴジラ岩、水族館GAOなどがあります。GAOは行きませんでしたが、ぐるっと車でドライブは楽しかったです(この前取ったばかりの運転免許で30分ほど運転もできたし)。

ゴジラ岩。

なまはげもここの地域に根ざした伝統文化だそうです。なまはげ伝承師(なまはげエヴァンジェリスト)の試験もこの3連休にあったようです。こじんまりとした温泉街、男鹿温泉
郷ではナマハゲふれあい太鼓という太鼓ライブが無料で(金・土限定)見れます。小さなホールに満員で、地元のファンもいるみたいでした。

なまはげ太鼓ライブ。ステージの真ん前でみると迫力満点。

中の人はイケメン揃い。

<参考>

秋田市内はかなり地味な感じで、新幹線の終着駅とは思えないほどのローカル感。秋田県立美術館は東北地方ではじめてできた県立美術感ということ。建物は、安藤忠雄の建築です。ここでは藤田嗣治(つぐはる)の「秋田の行事」が見れます。これが迫力感・躍動感がある絵で良かったです。これは一見の価値はあるかと。この大きさのものが蔵の中にあったというのもすごい。

秋田県立美術館、入ってすぐ。

その他はだらだらと過ごしましたが、夜 何気なく入った蘇州という小料理屋さん(そんなに敷居は高くない)がものすごく良かった。料理も美味しいし、酒も幾つか味見してから飲ませてくれる。カウンター席10席ほどしかない小さなお店ですが、機会があれば是非ここで鰰(はたはた)と日本酒を楽しんでみるのもいいかと思います。5人で2万ちょっとでしたので、一人あたり4,5千円くらいあれば十分楽しめます。
飛良泉で、酵母番号が異なるもの飲み比べ。No.77は酸味が強い感じ。
鰰(ハタハタ)。卵が美味しい。

飲んだ日本酒:

秋田、遠くて何をするにも車が必要で、市内にはなんにもないんですが、いいです。もっと時間的にも余裕があれば横手の方とか、夏には白神山地とかいろいろありそうです。



長崎へいってきた雑感

九十九島を眺める - iPhoneにて撮影)

このゴールデンウィーク休暇中、長崎へ行ってきた。なんとなくBRUTUSで読んだ旅特集で長崎が載っていて気になっていたのと、離島に行ってみたくて。

九州って車ないとキツイわ

弾丸でバスとか電車とかを駆使して移動したけど、車ないと自由度が一気に下がる。長崎市内は路面電車が走っていて主要な観光スポットはまわれる。佐世保なんかはバスはあるものの、よくわからない。ちょっと広すぎるし、道がくねくねしていてどう動いているのか分かりづらい。


雲仙とか行くとなると確実に車の方が楽だろう。しかし、長崎空港から長崎市までバスで1時間程度、長崎市から佐世保まで電車で2時間程度と、主要都市へのアクセスが悪すぎる。

これじゃこじんまりとした経済になっちゃいそうだね。

島は平和そのもの

五島列島というのが有名らしいが、小値賀島というところへ行ってきた。五島は広すぎてバスにうまく乗れなそうだとの判断から。

チャリンコで一日もあればまわれるくらいの小さな島。GW中日だったからか、人がほとんどいませんでした。というかマニアックな場所にいってしまったかな。

小値賀島の地図 - iPhoneにて撮影)

元々鯨の漁をする拠点として栄えていたというこの島は、自然が豊かで、きれいでした。海も、山も。しかしちょっと天気が悪く残念だったな。少し肌寒くて疲れた。

(フェリーで移動 - iPhoneにて撮影)

佐世保からフェリーに2時間半くらい揺られてやっとつくような離島。


五両だきという海岸はもっと晴れていたらもっと綺麗だったんだろうか・・。
その他の小値賀島情報はこちらが詳しい。

龍馬に出会う あと 教会

もうひとつの目的といえば、坂本龍馬がたてた亀山社中跡を見に行くこと。実際に使っていた家を復元していまでは観光スポットになっています。ここから世界を見ていたんだな。かなり山奥にあって、頻繁にここをのぼりおりしていたのがすごい。

(入場料300円也。 - iPhoneにて)

長崎は教会が多くあることでも有名。長崎市には大浦天主堂というのがある。ステンドグラスが綺麗です。この横にはグラバー園があります。異文化が混じっている感があるのはこのへんと、佐世保のアメリカ軍駐在所。

大浦天主堂の近くにはお土産屋さんが沢山 - iPhoneにて撮影)

基本的に旨い。海鮮が特に。ちゃんぽんは、特別なところに行けなかったので、リンガーハットに軍配があがる。

佐世保バーガーは店によって違う。2つ食べたけど、佐世保駅前のこちらのお店のバーガーが美味しかった(冷めてたのに)。行列をなしていたお店は30分待ちだったので、諦めました。

牡蠣は最高に美味しかった(→ごちそうさまでしたの儀)。

長崎についての雑感

長崎って昔は中国と近かったし、元々港町だから出島とか作って栄えていたけど、今となっては船なんて重い物運ぶくらいにしか使われなくなったし、観光地としてはちと物足りない感じ。

長崎にいって思い浮かぶのは、北欧諸国。ノルウェーなんか港以外何があんだ?フィヨルドどこにあるんだよと首都オスロあたりでは思ってしまうほど静かな街である。長崎にはそれと同じような雰囲気を感じた。

移動も不便なんだから、中々遠くから人は来ないだろうし。

あと長崎市内を歩いていても企業が入っていそうなビルがほとんど見当たらない。ちゃんと観ていなかっただけなのかもしれないけど、三菱重工海上自衛隊くらいしかないのかな。。ちょっと残念である。

GW中にも関わらずあまり人がいない感じだったので、夏はこんなもんじゃないと思いたいところ。

小値賀島にあったバス - iPhoneにて)