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Poo-tee-weet?

とあるIT業界の外資系社員の戯言。旅半分仕事半分の人生を目指しています。書いていることはだいたい戯言。プーティーウィッ?

『リーン・イン』:女性の社会進出のためにFacebookのCOOが立ち上がる。


この本は、とりわけ男性に読んでもらいたい。とくにより良いリーダーに、より優れたリーダーになりたい人たちにお勧めである


こんな釣り文句に引っかかってしまうつもりは全くなかったのだが、読む本も特になかったので、書店にて購入してみた。中身であるが、序盤はかなり面白かった。


「女性」に対する偏見とはーできる女は嫌われる。

自分も少し思い当たる節があるが、「女性だから」とかそういう理由で話を終えようとすることもたまにある。TEDでのプレゼンでも同様の話があるので、そっちを聞いてもらってもいいと思う。

全く同じキャリアで、どのように成功したかというストーリーを男性の名前と女性の名前でその人に対する印象がどうだったかを調査したところ、女性の方が圧倒的に悪い印象をもたれたという結果が出た。

そういう伝統的文化によって、頭に根をさしてしまっているそういうところから我々は少しずつ抜けだしていかねばならないんだろうな、と気付かされる。


次世代のキャリア形成を体現

第4章の「梯子ではなくジャングルジム」では以前に読んだ『ワークシフト』で論じられている「釣鐘型」のキャリア形成「パッチワーク」的なキャリア形成というものの具体的な例を示されたような気分である。

それで気になり、本書の最後にある、著者紹介の項目を簡単に見てみた。

シェリル・サンドバーグは、現在フェイスブック最高執行責任者(COO)である。フェイスブックに加わる前は、グーグルでグローバル・オンライン・セールスおよびオペレーション担当副社長、財務省首席補佐官を歴任。マッキンゼーコンサルタント、世界銀行で調査アシスタントとして働いた経験もある。このほか、フェイスブックウォルト・ディズニー・カンパニー、ウィメン・フォー・ウィメン・インターナショナル、Vデイ、ONEの取締役を務める。また、リーン・イン基金の理事長でもある。ハーバード大学にて経済学の学位、ハーバード・ビジネススクールにて経営学修士MBA)を取得。夫デーブ・ゴールドバーグと2人の子供とともにカリフォルニア北部に住む。

最後の1文はどうでも良い気がするが、これだけ読んでもあらゆる仕事に携わっている人だと分かる。しかも複数の会社の執行役員を務めるほどの強靭さ。たしかにここまでやれば、世界で最もパワフルな女性のトップランクに入っても仕方がない(本書では、女性に対して”パワフル”という言葉は全く褒め言葉になっていないとあるが)。

こういうキャリアの作り方が今後は重要になってくることは、この人の経歴が体言している。日本人は伝統的なキャリアの作り方がまだまだ残っているかとは思うが、今後はこのようにあらゆる職務を経験してキャリアアップしていくことが望ましいのであろう。

そうすることによって、広く社会を把握し、次の一手が打てるというものなのだろうか。
女性の働き方だけではなく、新しい(伝統的でない)働き方を、実践している人というところが、またすごいところ。

おわりに

DeNAの南場 智子(元CEO)の『不格好経営―チームDeNAの挑戦』もAmazonで『リーン・イン』を検索すると合わせて買いませんか?とおすすめされるし、書店でも並べてある。

女性の躍進(?)といえば、Yahoo!のCEOのマリッサ・メイヤーも気になるところであるが、いろいろ調べてみたところ、未だ若いみたいだし、生え抜きのGoogleでこの前Yahoo!でCEOになったばかりだ。シェリル・サンドバーグとはまた違う。

最もパワフルな女性に関連して、経歴などの相関表をまとめた者があった。やっぱり優秀な大学出が多いな。http://www.forbes.com/special-report/2013/power-circuits.html

なんだかんだ、今後も女性の社会進出は止まらないだろうな。それはいいことであるが、男にとってはかなりのプレッシャーかも。