Poo-tee-weet?(プーティーウィッ?)

ビジネス書などに関する紹介・感想をメインに記事を書いています。経営、組織論、テクノロジー、マーケティング。

2021年振り返り|濃縮感

2021年も、というか年々1年が短くなっている気がする。コロナによりリモート中心の仕事・生活が2年目に入り、時間の凝縮感というかが変わってきている。歳も知らぬ間にとっていくものの、20代の頃のような意味のない焦りはなくなっているだろうか。

 

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さてさて、毎年恒例、の1年の振り返りをしていきたいと思う(こちらのブログは1年の振り返り用になりつつある・・)。

 

 

お仕事関連

リモートワークにどっぷり

関東圏内では、緊急事態宣言が年初から夏くらいにかけて続いていたと思う。そのこともあり、夏にワクチンを打ちに外に出る以外はほとんどオフィスにも行かないし、顧客への訪問もなかった。

 

朝はだいたい7時半とか8時くらいになるまでしっかり睡眠を取り、9時から21時くらいまで仕事をする、という習慣がすっかりついてしまった。そのこともあり、仕事をする以外は朝昼晩の食事を準備するなどで気晴らしをする感じだったと思う。料理をすることが幾分自分自身にとっての気晴らしの時間にできたことは良かった。料理がなかったらたぶん疲れ切っていたかもしれない。

 

役割が広がっていく

夏以降、ワクチン接種が世の中で進むと、街も明るくなってきた。仕事自体でも環境が若干代わり、自分自身の役割の範囲がこの時期から広まっていった。もともとのミッションはマーケティング担当として、コロナで失われた案件創出のパターンをイチから立ち上げることにあった。

 

昨年転職してすぐにマーケティングの打ち手を適切に実行するために、会社の戦略も含めて口を挟ませてもらい、1年かけて様々な施策を実行することで(仮説検証しながら)、ようやく案件をクロージングするまでの流れの土台ができてきた。

 

リモートという環境もあり、なかなかメンバーとの信頼関係が築けないという悩みなんかもあり、かつ何もない状態からであっても一抹の不安を感じながら活動をしてきたけれども(年間目標を管理するメモに”なんか経験が積めていない感”というのが残っていた)、1年を振り返るとあらゆる判断が良い方向に動いていると感じている。

 

言語化の重要性

特に言語化をすることにはこだわってきた。というのも何もかもが口頭伝承でしかなく、「昔も会話したんだけど〜」のような言葉が飛び交っていたからだ。「いや、それ俺は知らんし」みたいな感覚でドカドカと言語化していき、何が問題で、どのように解決しないといけないのかをじっくり体当たりしていった。けっこうこれが大変だった。

 

まあ色々大変だったけれども、大変ではない仕事はないし、自らこれを好んでタックルしている感じなので、良かったと思う。結果的には2021年のMVPとしても表彰され報われた。

 

自己研鑽関連

積ん読消化の儀

今年の上期はずっと引きこもりがちだったこともあり、というかコロナ以降だんだんと習慣づいてきた感じだが、週末はじっくり本を読む時間を取るようになり、今年は多くの本を読んだ。と言っても45冊程度だけれども。

 

今までは積ん読の量のほうが圧倒的に多かったが、今年は読了の数のほうが多くなったので、この習慣は少しでも継続していければと思う。45冊のほとんどビジネス書で、即仕事に還元するくらいにはベースができてきた。また、小説も読むようになった。たまに小説やエッセイなどを読むと文章を書きたくなる欲求を持つのだけれど、書いてみると筆が進まなかったりする苦笑

 

しっかりとアウトプットしたいと思った書籍に関しては、noteでアウトプットをするようにした。noteの方では、プロダクトマネジメント、経営、などのビジネス関連の情報を発信するようにしている。

note.com

 

コミュニティ=メンター

また、プロダクト筋トレというコミュニティにたまに顔を出すようになって、様々な方々の視座の高さや知見を得られるようになった。アウトプットの機会も何度か頂き、自分自身の追い込みにも役に立ったと思う。

 

様々な方の発言などは、仕事にも役立てる情報もおおくあり、コミュニティの存在にありがたさを感じました。個人的にはこのコミュニティ自体がバーチャルなメンターというか、コーチというか、な感覚を持って参加していました。

 

Product Marketingの資格取得

マーケティング的立ち位置のスキルアップ、キャリア形成のために、日頃からさまざまなフレームワークを実践で使ってみたりもしたが、Product Marketingの資格も一番ベーシックなものではあるが取得した(Pragmatic Institute Foundationというところのもの)。まあなんか知っている内容のものも多かったので取ったところで・・という感覚も残っているのですが、、。

 

プライベート関連

夫婦別姓にしたくて事実婚

なかなかパブリックには公開できていなかったのですが、3月末に住民票を統合することで、「妻(未届け)」としてパートナーと事実婚という形式を取り、結婚しました。選択的夫婦別姓についての議論は、選挙のたびに起こりますが、なかなか実現されていません。自分が(夫側が)姓を変えるなどの話もパートナーとしたのですが、なんとなく、片方だけが名字の変更に伴う苦労(心理的、事務的含め)を課すのはなんか違うなと話し合って決めました(じゃんけんで勝った方の姓にしようかとかそういう冗談含め)。婚姻届を出さないことによる、法的なメリットはまったくなく、むしろこちらも苦労のほうが多いですが、2人で苦労していこうと。

 

僕が死んだ時に妻として認められず相続の権利が渡されないなどの課題もあるので、公正証書なるものを準備するなどまだやっていないことがあるのですが、少しずつやっていく予定です。

 

特に結婚に際して欲しいものというのは思いつかないのですが、いつもの干し芋リストを載っけておきます。

www.amazon.jp

 

芸術にふれる

もともと映画を見たり美術館は面白そうなのがあれば行くくらいでしたが、芸術祭なるものへの参加はしたことがなった。今年は、あまり旅行もできていないし、ということで「奥能登国際芸術祭 2020+」に参加してきました。

 

奥能登は石川県の珠洲市という最果て感漂う土地の、廃墟などを使った作品展示を見て回るのがすごく面白かったです。ああ、カメラのレンズを新しくしたこともあり、いい感じに写真が撮れたということもあって、かもしれませんが苦笑

 

 
 
 
 
 
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映画も少しだけ観ましたが、「ドライブ・マイ・カー」が面白かったです。3時間と長いのですが、村上春樹の短編小説をベースとしながらも独自の世界観でした。グローバルでも評価されているそうなので、いいなと。

 

おわりに

こう書いてみると、凝縮感があるのかな。まだまだやり足りないこともある気がするけれども、かなり頑張ったほうだと思うし、達成感もそれなりにある。今年の夏以降お酒の量が何故か減って来て、時間を有効に活用するマインドがちょっとずつ作られている感じもする。

 

2022年はどのような1年になるだろうか。1月で34歳を迎えることになる。仕事に関してもプライベートに関しても遅ればせながら土台ができてきただろうか。40代に突入するまでの7年の1年目となる。社会がどのように変化するのか、自分はどのような未来を描くのか、考え、行動をしていきたいと思う。