移動方法は陸海空様々ありますが、その土地によって雰囲気が違うことが多いです。ここ数年の旅で気づいたのは、僕はその土地毎の移動を楽しんでいるかもしれない、ということです。「この移動手段を使ってみたい!」とかでその場所へ訪れることも多々あります。今回の旅でも移動が一つキーになっていました。
2014年に行ったラオスでは、Sleeping Bus(夜行バス)に乗ってヴィエンチャンからルアンパバーンまで往復移動しました。これはこれで面白かったです。
昨年タイでバンコクからアユタヤへ移動した際に駅で「チェンマイ行き」の看板を見てからバンコクからチェンマイへの夜行列車に乗りたいなとずっと思っていました。今回早くもそれを実現、ということになります。
予約
バンコク、フアランポーン駅から夜行列車が出ています。出発時間などは検索すれば出てくるのですが、チケットは基本的にウェブ経由で予約が出来ません。日本語で「チェンマイ 夜行列車 予約」と検索してもおそらくいい結果は出てきません。また、地球の歩き方にも載っていなかったです。
でも、ご安心を。
今回8日間かつ最初の方に移動をしたかったので、チケットを現地で購入しに行ってとれないリスクをなくしたかったです。いろいろ検索してチケットを現地で代行で予約してくれるサービスを見つけました。
こちらのウェブから見つけましたが、12Goというサイトから検索と予約ができます。若干手数料がかかりますが、全然高くないです。おそらく人力で裏でチケットを購入しに行っているのだろうと思われますが、依頼してすぐに予約完了メールが帰ってきましたので、非常に良いサービスだと思います。ちなみにタイだけでなく、マレーシア、シンガポール、カンボジア、ベトナム、ラオスのチケット予約をしてくれるようですので、アジア旅には重要なウェブサービスだと思われます。
Bangkok to Chiang Mai - daytrip, train, bus, taxi fare from ฿551
気になる車内
気になる車内の写真を上げておきたいと思います。2等車にのりましたが、全然キレイでよかったです。エアコンが若干強めだった気がします。
肝心のベッド形式にした際の写真をとるのを忘れていたみたいだけど、椅子の状態はこのような感じ。4名座れるくらいのサイズ感です。これがそのまま1人用のベッドに変わります。上のも同じくベッド。出発してからそろそろ寝たいかな、というときに近くの車掌さんに依頼すればベッドをサッと準備してくれます。
列車の真ん中あたりにレストランがあります。自席からでもオーダー、デリバリーしてくれますが、ここまで幾つかの車両を通って行くのも面白かったです。実際に利用したのは朝だったので、サンドイッチとかくらいでしたが、夜はグリーンカレーなどのタイ料理も提供されています。
ちなみにこの夜行列車、女性専用車両があるようです。意外ですね。チェンマイに到着した際にお会いした日本人の女性の方に聞きました。
すべての車両に洗面台とトイレがあるので、朝 歯磨きする際も、トイレも特に不自由なく利用ができます。これは点数高い。
ラオスのSleeping Bus(VIP)は一つのベッドに2人寝るという感じでしたが、こちらは一つのベッドを一人占めできるのでゆったり過ごすことができると思います。あっという間にチェンマイへ到着してしまいます。
実は夜行列車は初でしたが、これは楽しい旅のネタになりますね。非常にいい経験だったので、他の夜行列車も乗ってみたいものです。タイも旅もまだまだ深掘りしがいがあります。