Twitterではかなり写真をUpしているが、まずは観光のハイライトということでまとめる。あと雑感も。
聖地エルサレム
エルサレムを中心にいろんなところへ行きました。
エルサレムは本当におかしなところ。ユダヤ教、イスラム教、キリスト教が交わる街。アラブ地区から少し歩くとそこは、ユダヤ人地区。ユダヤにも、正統派、超正統派など様々。
旧市街も各宗教・宗派ごとに居住区が異なっており、すこし歩くと雰囲気が変わる。ユダヤ系のところは静かだけど、アラブ系のところへ行くと賑やか。また、服装なんかもみんな違う。アラブ系の女性はほとんどが顔だけを出している。ユダヤ系も髪の毛を隠している。ユダヤの正統派は黒い帽子をかぶって、モミアゲを伸ばしている(クルクルにして)。
地域ごとに言語が違うベルギーにいたけど、この雑多な感じは、はじめての経験だった。
警戒態勢は旧市街にもある。嘆きの壁に入る入口には全てセキュリティチェックがある。まあ簡単なチェックですが、面倒です。
(左上:嘆きの壁、右上:旧市街の街並み、左下:100%ざくろジュース、右上:オリーブの丘からパレスチナ方面を望む)
Power of Nature
イスラエルは砂漠地帯だが、実は隠れた自然もある。
エンゲディという、死海地方に行った。かなりこじんまりとしたビーチで、平日は人も少なくゆっくりできる。なんとこの度で2回も(2回目は週末)行ってしまうほど。週末は近くでバーベキューしたりしている。遊牧民のベドウィンの人たちもここで水浴びしていた。
死海の塩分濃度はすごく、おしりがヒリヒリしたり、鼻や目に水が入るとすごく痛いのでご注意。
このビーチの近くに国立公園がある。「何だこの岩山は」と思うが、登ると滝がある。しょっぱくない水。登りながらいくつか滝があるので、休み休み登れるのでよい。
死海の翌日そのままマサダというところに行った。ここは古代イスラエル時代に要塞を構えていたところ。今は遺跡となっているけど、当時はものすごいきれいな要塞だったのだろう。要塞といえどもここに100年くらいは人が住んでいたという。
海に山に要塞にアクティブにいろいろと楽しめる地域。これはイスラエル旅行するなら鉄板だろう。
(1段目左:死海、1段目右:エンゲディ国立公園、2段目左:エンゲディ国立公園の滝、2段目右:マサダの砦の頂上から日の出、3段目:マサダの砦にある神殿)
雑感
まずは軽く観光についての雑感。自然も文化も楽しめたのがすごく良かった。ホロコースト記念館などは広すぎて途中から疲れてしまうほど。
まだまだ行くところはありそうだけれど、6泊程度だったので、かなり充実。自然にも癒され、毎日いい具合に疲れてよく眠れました。
日本人観光客はほぼおらず、日本人は話した人も含め10人もいないくらい。そのほとんどがバックパッカーでヨルダンから来たとかシリアがこの情勢なのでトルコから飛行機で来たという人だった。案外中国人観光客もいない。それはユダヤ・キリスト・イスラムの聖地であるからだろう。韓国にはクリスチャンが多いので、韓国人の団体客はいた。
観光以外のことについても考えるいい時間を過ごせた。他の雑感はまた今度まとめたいと思います。
旅の地図はこちら。行ったところをまとめてます。