三島駅にて |
出来たこと
今の会社に入る前は、何も期待していなかったけれど、本当になにもしてくれないので、自分自身で何でも切り拓く必要があった。それは元々の自分の性格からすると良かったことでもあるきがするが、これが正しいか未だにわからない。
- 会社固有の仕事については誰にも負けないくらいの知識・理解を深められた
- 顧客からの認知度もあがり、◯◯といえば僕、という方程式ができた
- 「英語で仕事をする」ということが実現できた (海外出張 2回経験)
- 継続的な学習とアウトプットが習慣化できた
仕事については、3年ほど前に前任の先輩から大きな役目を引き継いだ。引き継いだ当時はまだ3年目。かなり不安で、「あの人はこうしてくれた」となるべく言われないように頑張ろうと、見えない背中を追いかけていた。なおかつ横の人の面倒も見ないといけなかったりしてかなりテンパッていたが、4年目になってキャパも増えて大分いろんなことがこなせるようになった。
5年目も終盤に差し掛かったっ時に、自分の名前がお客さんの社内でも認知されているということを知った。これは相当な成果だなと個人的には感じた。
外資系企業にいても英語を使って仕事をするというのは少なかったりする。それをこの3年くらいはかなり密にできたのはよかった。英語力はそこまで高くないが、少なくとも米国と日本の橋渡し的な役割ができたことはよかった。
最後に個人のスキルと言う意味では、朝はなるべく早めにオフィス近くまでいき読書をするあるいは勉強をする、ということができた(飲んだ日の翌日は難しいのだけど・・)。
できなかったこと
ベンチャーっぽいところから盗めるものは盗もう、という考えを持っていたが、盗むよるもキャッチアップするのに精一杯だったこの5年間。周りに振り回されすぎることもあった気もする。
- 転職しようと思っていたができなかった(チャレンジはした)
- 副業による収入アップ
周りにはたくさん優秀かつ専門知識を持った人がいるので、自分自身が今後どうしたらいいかわからなくなることも多かった。3年目後半あたりから次のステップを考えるようになったがどうにも自分の中で結論がでなかった。最終的には後ろ向きなモチベーションが強く転職は残念ながら失敗した。
金銭面で自由を手にすること、会社に依存しない生き方を40歳くらいまでには確立したいなと思っているのだけれど、この5年でなにかアイデアを生み出せたかというと特にない。少しアイデアがあったりしたけれど実現の方向に突き進めなかった。小銭稼ぎ程度のことはできているのだけれど、これじゃ会社にお世話にならないとやっていけない。
新社会人におすすめすること
自分自身で何かを切り開いていかなければならないと思うが、自分が思う通りにやればいいと思うし、注意されたら素直にうけとめて明日からの行動を変えればいいと思う。それはおそらくおじさんになったらできなくなってしまうことだし、案外なんとかなるものだったりする。
あとは仕事に対してプロアクティブ(自発的)であること、は重要な要素だと個人的には思っている。
高度なテクノロジーに支えられた知識社会では、私たちの仕事は大きく3つに分けられます。クリエイター、スペシャリスト、マックジョブです。 マックジョブは誰でもできる代替可能な仕事です。こうした仕事の象徴がマクドナルドの店員で、厳密に定められたマニュアルどおりに作業すれば、新人でも初日からベテランと同じハンバーガーを焼くことができます。 スペシャリストは専門家のことで、医師や弁護士、公認会計士などをいいますが、国家資格を持っていなくても、何らかのビジネスに精通し、その知識や経験にふさわしい報酬を得ていればスペシャリストと見なせます。 クリエイターは、その名のとおり、クリエイティブ(創造的)なビジネスに携わっているひとたちで、作家や音楽家、俳優や歌手、スポーツ選手などが含まれます。
ー『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ』 Kindle Location 3262
アウトプットはこの5年で人よりもやるようにしているけれど、金銭的にも社会的にも自立した生き方をするには、スペシャリスト/クリエイターになる努力をもっとしなければならないなと思う次第です。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ | ||||
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