さて、なんとなく情報のフローとストックについて書いておきたいなと思いましたので、書いておきます。ちょうど今読んでいる本でもフロー(インフロー/アウトフロー)、ストックについて書いてあったし感化されているようです。
情報だけではないかもしれないけど、いろいろなものをフローとストックに置いて考えるといい。水の流れとダム、雨と貯水湖、などなど。単純な例ですが、それぞれどういう機能をしているのかを考えることが重要と思います。
フローの情報
フローの情報は、TwitterやFacebook、テレビやラジオでのニュース、右から左へ聞き流しても良いものがフローの情報に相当すると思います。フローの情報は見ていなければ/聞いていなければキャッチすることもできないので、このフローの情報を体で受け止めるための仕組みはしっかり作って置かなければなりません。
大体フローの情報は、一時的だったり、断片的だったりします。なのでちょっと興味があったけど、よくよく考えてみたら別にそこまで重要じゃなかったかな、と思ってしまうような情報です。これは気付きとしてはいいのですが、それを評価するための仕組みも必要だったりします。
ストックの情報
ストックの情報は、書籍化されていたり、辞書だったり、フローの情報にくらべて、体型立っているような情報がストックの情報だと思います。自分自身の知識やアイデアの深みを持たせるにはこのストックの情報を管理する手法が必要になります。その仕組があることで、フローの情報(書籍もフローの情報になりえます)から得た情報を元に、特定の分野の情報について理解を深めることができます。さらに、自分なりの理論や考えを作っていくというのがストックの情報の一つの使い方でもあります(自分の理論は他者からみるとフローだったりします)。
フローとストックの間のレビュー機能
仮にフローの情報にも触れていて(毎日ニュースを読んでいる)、ストックする手法も確立されている(気になった情報はメモしている)、という場合であっても、この体系的にまとめるための手法がレビュー機能だと思う(まとめたものそのものはストック)。
例えば、フローの情報を感化されたことだけ縦横無尽にメモを取る。メモはある一定の期間の内にすべて埋まってしまい、本棚などにしまわれてしまう。メモ自体はストックの機能を果たしているといえるだろうか?メモをレビューした上で、本当に重要なもの、自分がまとめているカテゴリ毎に構成すること、そういうことをすることで、自分自身の考えが明確になってきたりするのだと、個人的には思っている。
このようなレビューがあることで、ポジティブなスパイラルが生まれることが結果的になにかを生み出す原動力になるのではないかなあ、と思う。
情報の管理の仕組み
僕の場合、フローの情報は下記のような方法で入手する。
一方でストックの情報は下記の形。
レビュー機能は、Inboxという考えを使うと自然とレビューするので仕組み化できると思う。
- EvernoteのInbox(どこかのNotebookに保存するまでは見る頻度が高く、何だっただろうと考える)
- 思いついたことを書くミニノート(めくっているとレビューになる)
- プレゼンテーション資料は終了するまでDesktopに保存しておく
形から入りたがりの僕としては、ノート術とかいうのに惹かれてしまうのですが、こういう基本的なことを考えるのも必要かな。
さてビールでも飲んで寝るか。