2013年末も巷を賑わせていた
ビル・ゲイツが選ぶ良書オブザイヤー。 今年も出ていました。
ビル・ゲイツは1年に何度かじっくり考える期間をしっかり取るということを習慣にしていて、そういう時に本などを読んでいたりするそうです。早速和訳版が予定のものもありました。
ちなみに、去年紹介のあった『コンテナ物語』とかは2014年に
読みました。
Business Adventures -- John Brooks 著
1950年から60年にかけてのThe New Yorkerでの連載をまとめたというこの本は日本語訳版が12月19日に発売だそうです。これは早速予約してみたい!
John Brooks Open Road Media 2014-07-08
Capital in Twenty First Century - Thomas Pickety著
和訳版がやっとでてこちらも話題になっている本ですね。
ビル・ゲイツ曰く、
"I agree with his most important conclusions: inequality is a growing problem and that governments should play a role in reducing it. I admire his work and hope it draws in more smart people to study the causes of, and cures for, inequality."
<超訳>
(経済的)不平等 は問題を起こしていてそのような問題をはらむ政府はそれをなくすようにする必要がある。という彼の結論には合意する。また、このような本を沢山の人に(経済的)不平等の原因と対策について考える機会を与えることについて、ピケッティを称える。
5940円もするとかすごい。
How Asia Works - Joe Studwell著
これも和書は出ていませんね。農業で経済のベースを作り、そこから製造業、金融系へと経済を発展させることについて日本、台湾、韓国、中国などの例をあげて論じているようです。
ビル・ゲイツ曰く、農業のところについては深い洞察がある、とのこと。アジアでのこの経済発展の事例をアフリカに転用できるかどうかを考えさせられたと言っています。
Joe Studwell Profile Books 2013-03-28
The Rosie Effect - Graeme Simsion著
The Rosie Projectというのがロマンティック・コメディでベストセラーになったようですが、それの続編らしいです。これも
英語版でしかないみたいですが、気になります。
Graeme Simsion Penguin 2014-09-25
Making the Modern World --Vaclav Smil 著
これも和書はまだ出ていません。きっと2015年に訳されてでるんでしょうね。以下にMaterials(モノ、資源)が減っていないか、以下にして減らせるかという論旨のようです。少し高いですが、そのうちHONZとかで紹介されそうな内容じゃないかな。
Vaclav
Smil Wiley 2013-10-02
ひとりごと
英語で本を読むスピードを上げたいものです。