本
外資系企業に勤める身としては如何に外国人(本社の方々やアジアパシフィック地域の上の方々)とうまくやり取りするかというのをしっかりとわきまえておきたいと思う今日このごろ。日本とアメリカで文化を分ければわかりやすいけれども、アメリカに住んでい…
ハーバード・ビジネスレビュー 2015年11月号『人工知能』を読んだので備忘録と雑感を書いておく。IT業界でも近年ではビッグデータというところから、深層学習というキーワードが出てきてビジネス的にも技術的にも重要なキーワードと思われる。僕の周りでもこ…
今月『世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方 』がKindleで半額以下になっている。春に読んだっきりなので、引用をメインに改めて振り返ってみたいと思います。 ちなみに、第一章のメモっぽいのは下記のエントリーを書きましたね。…
最近はあまり聞かなくなった気がするが、新興国への期待値は上がっては下がって、の繰り返しのようである。BRICSなどという略語ももはや今では聞かない。たまたま書店で見かけた本書『ブレイクアウト・ネーションズ』では各国の状況(2011年時点)を知ると共…
IoTがGartnerのハイプ・サイクルにおいてピークを示している。バズワードと化していると言ってもいいかもしれない。一方でクラウドなどは幻滅期に入っている。IT業界界隈ではクラウド、とくにAmazon Web Serviceに代表されるようなパブリック・クラウドは避…
営業活動や企業活動はしばしば軍事用語を用いてその体制や仕組みを考えることがある。例えば、流通戦略で言えばLogisticsという言葉が使われるが、軍事用語でもLogistics(兵站)は、戦略・戦術などと合わせて重要なファクターである。 一方でこのLogistics…
成毛眞さんの本は、『本は同時に〜』でかなり影響されてそれあらゆる領域の本を同時に読む癖がついた(というか、積ん読がどんどん増えていっているだけ?)。積んどくが増えていっているのはともかく、アンテナを高くして情報を収集すること、不要な情報は…
Personal MBA という本でも参考図書として紹介されていたが、洋書のみしかなかったので、読んでいなかった"Thinking in Systems"の和訳本と知ってすぐさま購入。今読んでいます。具体的な事例をシステム思考の枠に当てはめて考えるので、すごくいいです。 「…
IoTがGartnerのハイプ・サイクルにおいてピークを示している。バズワードと化していると言ってもいいかもしれない。一方でクラウドなどは幻滅期に入っている。IT業界界隈ではクラウド、とくにAmazon Web Serviceに代表されるようなパブリック・クラウドは避…
Personal MBAという本でも参考図書として紹介されていたが、洋書のみしかなかったので、読んでいなかった"Thinking in Systems"の和訳本と知ってすぐさま購入。今読んでいます。具体的な事例をシステム思考の枠に当てはめて考えるので、すごくいいです。「1…
Kindleでお安くなっているということで、以前から知ってはいたけれど読んでいなかったのでこの機会に購入して読みました。リーダーに必要な行動様式について、事業戦略・マネジメント・コミュニケーション・キャリアの観点で、HPでの経験談を元に語る本書。H…
本のタイトルが胡散臭すぎて触れていなかったのだが、なんとなく『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』を読んでます。まずはテストをうけてみたので、公開してみる。20〜30分くらいテストを受けることで下記のように5つのト…
先月あたりにはいろいろと会社をみて歩いていました。その際にあるリクルーターの方(その人は経営者という立場)からこの本を紹介されたので、購入はしていたものの、積ん読状態だった。読んでみるとエッセンスが散りばめられており、大変参考になった。”経…
2017/5/5 追記: OKRが改めて取り上げられている。KPIが古いという煽りタイトルだが、OKRでもKPIは必要だ。ただ、KPI(Key Performance Indicator)だけ考えていた人にとっては目的を明確にし(Objective)、それに伴う結果(Key Result)を達成するために、…
年末年始の長い休暇の間にたくさん本を読もうと思っていましたが、なかなかお酒を飲んだりして進みが悪かったです。そんな中、『ザ・ゴール』は紙の本でみると分厚くてかなり抵抗感がありますが、Kindle版でサクッと読むことが出来ました。物語調で工場のオ…
今年も残すところ1週間ほどになりました。あっと言う間に1年が過ぎていってしまう感じ。来年に向けてもっと仕込んでいきたいと思います。 ハーバード大学の図書館「勉強・能力編」の記事を書こうと思っていましたが、よくよく思えば本を読むこと自体が目標で…
2013年末も巷を賑わせていたビル・ゲイツが選ぶ良書オブザイヤー。 今年も出ていました。ビル・ゲイツは1年に何度かじっくり考える期間をしっかり取るということを習慣にしていて、そういう時に本などを読んでいたりするそうです。早速和訳版が予定のものも…
米国で人気になっているのを知っていて英語で読もうかなと思ってWishリストに入れたまま放置していたらいつの間にか翻訳版が出るとのことで、早速Amazonで予約注文して読んだ。軽い感じで読みやすいが、タイトルにあらわれているとおり本質的なことがたくさ…
物理学はわからないけどなんとなく読んでみました。小学校高学年・中学生くらいの人が読むと何となく物理学面白そうだなあと思えるような本でした。物語を読み進める中で専門用語がいくつも出てくるのですが、そこには深く突っ込まず、アホな僕でも楽しく読…
『ゼロ・トゥ・ワン』に続き、良書と言われて話題になっている『How Google Work』を読んだ(最近ビジネス書ばかりなので、軌道修正しなければと思いつつ・・)。内容がかなり濃く、1つの記事にまとめるのはかなり難しいが興味を引いたポイントをまとめてお…
What is one thing you believe to be true that most do not?これは本書でも出てくるキーワードで、本質をしっかりと考えるべきであるということを表している質問である。ピーター・ティールはテスラモーターのイーロンマスクなどと並び、PayPalマフィアと…
カート・ヴォネガットとの出会いは、大学の時にヴィレッジヴァンガードで『タイタンの妖女』を手にとったことだった。それ以来いくつかカート・ヴォネガットの本を読んでなんとなく好きになっていた。といった位のファンなりそこないなのですが、このブログ…
高城剛が前から言っていた『世界はすでに破綻しているのか?』がでたので早速読んだ。メルマガを長く読んでいる人にとっては断片的に記されていたことがまとめて読めるし、メルマガを読んだことのない人は新鮮な感覚を得られるだろう。@ボストン Backbay付…
児童書なんて読むつもりなかったのだが、毎朝聴いているJwaveで誰かがミュージカルかなにかでミヒャエル・エンデの『モモ』を題材としたのをやると聞いて、ミュージカルが見たくなったというよりは原作の方を読みたくなった。とりあえずAmazonでポチッとして…
最近わけあってストレスに興味があります。社会人になって早5年目、自分自身も日頃から感じるし、周りもたくさん感じているように思います。しかし、この<ストレス>とやらをどのように対処したらいいかは誰も教えてくれません。新卒採用面接の時に何らかの…
手塚治虫の『アドルフに告ぐ』の1巻がKindleセールで安かったので試しに読んでみたら意外にはまってしまった。5巻まで一気に読んだ。すぐ次へ次へと買えてしまうKindleの罠にハマった感じです。さて、この『アドルフに告ぐ』はヒトラーがドイツを統治してい…
たまにはゆるくマンガも読んだりしてます。中原ブックセンターでたまたま見つけた、今敏のマンガ。パプリカ とか映画では今敏の作品は観たことがあったけど、はじめてマンガの作品を読んだ。世界観は他の作品と似ていて、現実の世界と架空の世界が入り組んで…
タイトルが少しミスリーディングだが、個人の変化だけではなく会社などの組織の変化を起こすにはどうすればいいかという内容。「変化を起こす」ことについて<象使い>、<象>、<道筋>という3つの要素ごとに変化に必要なことを説明する。至って普通のこと…
先日Amazonさんから2000円引きの割引券が急に届きまして、これはチャンス、ということでなんだかんだ悩んだ末に買いました。ここ最近読んでいた本は殆どKindle版だし、徐々にコンテンツも充実してきているように思えるので、買いました。あと、メルマガの夜…
去年の年末ごろにビルゲイツが紹介していたおすすめ本の中の一つに『コンテナ物語』という本があったので、読んでみた。ちと昔の本なので読みにくいところもあるが、コンテナがどのように世界中に広まっていったかを事細かに知ることができる。 photo by Håk…