Poo-tee-weet?(プーティーウィッ?)

ビジネス書などに関する紹介・感想をメインに記事を書いています。経営、組織論、テクノロジー、マーケティング。

仕事について最近思うこと

最近、2025年には人はどのような仕事をするようになるのかについて書く本を読んでいる。

 
テクノロジー(IT、ロボットなど)、グローバル化、人口構成の変化、社会のあり方の変化、エネルギー/環境問題の深刻化といった観点から、どのような仕事の仕方をするようになるのか悪いパターン、良いパターンの2つの方向からシナリオを考えている。
 
その本を読んでいて、また実際に3年目の境遇になって肌で感じているところも含め、僕の仕事観と今後どのように動くべきかを考えたい。(まだ本が読み終わってないので、読んでいる途中の気持ちだが。)
 
1. 時間に追われない仕事の仕方 もしくは ラットレースからの脱却
 
『ワークシフト』でもひとつのテーマとして時間に追われ続けて仕事をする人のシナリオが描かれている。ITがより進化し、どこでもどこからでもメールを受けられるようになっている。同時に、電話会議なども技術が発展することでより活用しやすくなる。・・・曰く、上記などによって人は朝起きてから夜ねるぎりぎりまで分単位で仕事を回すようになるのではないかと。
 
自分が今働いている環境と照らし合わせて考えてみると、日々自転車操業になりつつあり、長期的に何をすべきかということを考える時間が少なくなっている気がする。また、まだ20代としては、30代、40代になったときに困らないように今のうちに投資をしておきたい(スキルアップなど)。
 
これは、自分が時間を作りさえすれば将来のゴール像を持って活動することは可能。そこで時間に追われている状況は望んだ環境と言える。今の仕事は嫌いじゃないし、会社としては良い会社だと思っている。それなのに追われている感があり、ストレスを感じるのはなぜだろう?
 
今の自分に言えるのは、ゴールを明確に出来ていないからだと考えられる。明確なゴールがない中でやみくもに活動しても、これは意味があるのか?と考えることにつながりそれが少なからずストレスになるのではないか。
 
ラットレースから抜け出すには、何をゴールとし、それに向けてどのように活動しなければならないのかを考える必要がある。また、その活動には、何のスキルを身につけていかなければならないのかについて明確にする必要があるのではないかと、今は考えている。
 
2. グローバルでの競争の激化
 
今中国やインドが急速に成長している。人口増加に加え、彼らのハングリー精神がグローバルの市場を脅かしている。コミュニケーションにかかる費用が劇的に落ちてきていることもあり、地球の裏側でバックオフィス業務を受託する仕事でさえ出てきている。インド系のコンサル企業や、IT企業もグローバルに進出している。これは今後も継続する減少だろう。
 
このような環境が起きているという事実の中で「日本にいるから大丈夫」と考えるのはあまりにも短絡的すぎる、と思う。なぜなら僕が今仕事をしていて実際に驚異と感じているのが労働市場における競争だからだ(なあなあに仕事をしていればいい人は無関係だが)
 
今の会社は、外資系の企業で、周りはほとんど中途の人が多い。多くは3社目、4社目という人で、何か理由があって転職している。『ワーク・シフト』でも記述があるが、徐々に終身雇用体制がなくなり、転職する人が多くなるのだそうだ。そのような環境の中では、自分が任された責任の中で価値のある結果を残す必要がある。また、その結果が次に繋がる様になっている。
 
周りをよく見渡して思っていることは、「今の会社では通用している(仕事をこなせている)」ものの「他の会社に行ったときに通用する(仕事をこなせる)」ようになれるかどうか。
 
結果を残せたか否かは確かに1つの要因であるが、結果を評価してもらっても、移った会社で通用しなければ意味が無い。
 
Generalなスキルが必要なのでは?と考えていたが、『ワーク・シフト』では、連続的な専門知識が必要という。ここは本を読み終われば納得出来るか出来ないかが分かるだろう。
 
 
中途半端ですが、今日はこのへんで。