Poo-tee-weet?

とあるIT業界の外資系社員の戯言。旅半分仕事半分の人生を目指しています。書いていることはだいたい戯言。プーティーウィッ?

仕事一筋は悪かもしれない


人間がしなければならない仕事はどんどん減っている。原始人は火を起こすのも、自分のエネルギーを保つための食料も全て自前でとっていた。それが個々が専門家し、共有や交換するということによって、自分でやらなければならないことを減らし、自分の為になることを増やすことに成功した。これは人間にしかできないことだ。

というような内容の本を今読んでいる。経済歴史系な本だが読みやすい。たくさんの事例が埋めこまれていて面白い。(文庫本で500ページ強とかなり長く読み応えもある)




そんな本を読んでいるところに、いろんな記事を発見。まさに人は仕事をどんどん減らして、自分が好きなことをする方にシフトしている。少し本の内容とはずれるが、見つけた記事をシェア。


週30時間労働が理想的な労働時間?


ある調査団体によると、週30時間労働が理想的な労働時間だそうだ。世の中の人は大抵時間に追われて仕事をしている筈なのに。

As Coote mentions, several European economies operate pretty closely to the 30-hour ideal. The average worker in Germany puts in 35 hours, but the German economy remains the fourth-largest in the world. The country also largely excludes work on Sundays, and the unemployment rate sits at a healthy 5%, compared to the United States’ 7%.
ヨーロッパでは週30時間に非常に近い水準で経済を回している。ドイツの平均労働時間は週35時間とされているが、それによりドイツ経済が低迷することはなかった。むしろ失業率を適正な水準である5%にとどめた(アメリカの失業率は7%)。

http://www.fastcoexist.com/3020866/the-30-hour-work-week-is-here-if-you-want-it?partner=rss


理想的な時間とはいえごく一部の富裕層だけがこれを実現できるのかもしれない。ただ思うのは、今までは<仕事一筋>という概念が美化されていたものの、今はそうでもなくなっていて、仕事以外の活動というのが重要になりつつ有るのではないかと思う。

個人よがりな仕事を排除せよ


仕事量とは関係ないが、これも仕事観としては面白い。仕事量がある一定の人に増えるのは、その人の自己実現欲(承認欲求)の一つで有るかと思うが、その人がボトルネックになっている(或いは、シングル・ポイント・オブ・フェイリュア=その人がいなくなったら回らない)ことが多々ある。

組織/法人というのは人が死んでも生き続ける仕組みとして造られた概念なのに、個人の欲求であったり組織的な政治が働くためにうまく機能していないようにも思える。こういうのもちゃんと排除・整理していかねばならないと思う。


「あなたは個人としてはかけがえのない人だけど、職場としては代替可能な人間です。それは僕も同じです。誰かが誰かの代わりになる。そんな組織にならなければこの組織はよくならないし、僕が求めるのはそういう管理職です」と100万回くらい言いました。 
「あなたにしかできない仕事」はない
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO61432220S3A021C1000000/?df=3

この記事に気づいたのは脱社畜ブログから。

「仕事の特定個人への依存を解消する仕事」が評価されないと、必要以上に仕事が個人に依存するようになるおそれもある。「あなたにしかできない仕事」を解消した人は、もっと評価されなければいけない。 

「あなたにしかできない仕事」を無くすために必要なこと
http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2013/10/30/210724

仕事にエンゲージさせる12ヶ条


大多数の人が仕事嫌いだと思うが、本当にそうだったみたいで、結果7%と言う。仕事に意欲がない/仕事が嫌いな大多数はどうやってその嫌悪感を乗り越えているのか気になるところ。

意欲なく仕事嫌いな従業員9割も 世界23万人調査
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK3002I_Q3A031C1000000/

12個の処方箋が提示されているが、仕事は嫌いは嫌いでよくて、実は上記に書いた<週30時間労働>や<個人よがりな仕事を減らす>ことが効果的なのでは、と個人的には思う。

モチベーションは他人から管理されるものでもない。企業が個人のモチベーションをあげる最終目標は仕事の生産性をあげることである。仕事が嫌いであり、会社に帰属意識もないのであれば、他の仕事を探すか、その場は我慢してやるべき仕事のみをこなすということでいいと思う。

個人としてモチベーションの高い人は、自らで12個の処方箋を意識して会社を利用すればいい。

少数派の仕事好きも多数派の仕事嫌いも、会社を利用すればいい。その幅はどうにでも調整できるはずだ。(※ただしそういうのが認められない会社が多く存在するのだろうが)