Poo-tee-weet?(プーティーウィッ?)

ビジネス書などに関する紹介・感想をメインに記事を書いています。経営、組織論、テクノロジー、マーケティング。

ジョブチェンジあるいは新たな旅立ちな2019年 (2019年をざっと振り返ってみる)

2019年、そして2010年代も今日で終了ですね。ボチボチ振り返りをしていたのですが、文章にする時間をとれておらずギリギリの投稿になりました。まあ特に誰に読んで欲しいというものでもない気がするのですが、大体毎年書いているので書いておかないと自分自身の整理にならないという気がするので書きたいと思います。

マーケティングへのジョブチェンジ

ストレスを乗り越え前人未到の地へ

2019年は2017年からはじめていたビジネスディベロップメントという役割から、マーケティングへの異動をするという出来事がありました。元々マーケティングには興味があったということと、ビジネスディベロップメントにおいて考えていた次のフェーズであるマーケティング施策に関する改善活動を行うというミッションのために、本当は他の役職になるというのが偉い人の思いだったようですが、何度か偉い人とも会話をして、マーケティングに異動することになりました。

年度が開始する3月(半ばくらい)からその職務についたわけですが、形式知的なものが少ない(ないがしろにされている?)状況でしたが、持ち前の適応能力(あと会社の内部のことは理解しているというのもある)を駆使して3ヶ月後にはなんとなくリズムがつかめてきました。

最初の3ヶ月はプロセスなど不明瞭な点が多く、やりたいことをやろうとしても何かとストレスフルだったのですが(誰かに聞いても前人未到だったらしく「知らん」という感じだったり・・)、一度理解するとあの人をつつけばいいとかいう暗黙知が明らかになり、自分なりにどんどん未開の地を切り拓いていきました。

そんなストレスもありつつも、施策自体は自分自身が全て決められる(&付与された予算がある)ということで、自分が狙いたい場所へ的確に施策を打つことができたと思います。例えば、6月に実施した300名を超えるイベントに関してはそのコンセプトから企画し、コンセプトに合う特別講演者を依頼したり、実際これらはほぼ全て僕のアイデアを元に周囲のフィードバックや協力によって成り立ちました。

製品と市場やユーザーのことを理解することはもちろん重要な要素ですが、それを具体的なマーケティング施策の中に織り込めたというのが今年の最もフィーチャーすべきところではないかなと自分のことながら誇りに思っています。前人未到の地への旅(主に以下)は参加者の方々にも盛り上げてもらい、実現できたと思います。

今年やった主なイベントは以下:

非エンジニア的 アジャイル/スクラム実践

製品を日本市場において立ち上げるというようなミッションを個人的には継続的に据えており(誰に言われた訳でもなく)、製品やソフトウェアを取り巻く情報については昨年から継続的にウォッチするようにしています。その中で今さらながら踏み込んで理解したのは、アジャイルやスクラムの考え方です。

たしか3月の出張の際に携えた本の1つがずっと積読してあった『カイゼン・ジャーニー』だったのですが、読みはじめてみたら学びが多い。ちょうど自動化を推進する上でチーム全体で取り組む必要があるというメッセージをしている中で本の中で紹介されている要素が自動化を実践するチームを映しているようで妙に共感を覚えた記憶があります。そんなこともあり、上述のイベントへ市谷さんにご登壇いただいたりというアイデアにも繋がりました。

また、製品の浸透にとどまらず、非エンジニアとして、マーケティング組織や営業組織などあらゆる領域にスクラムの考え方が適用できないかと思い試行錯誤していました。例えば、そもそもマーケティングが行うイベントを1つのプロダクトに見立ててスプリントを回してみようと提案してみて小さく実践してみたり、偉い人にPOとドメインスペシャリストみたいな、Spotify や INGのような組織にしてみたらどうだとか提案してみたりしていました。個人的には、一人スプリントをやっていたり(普通に1週間の計画と振り返りを定期的に行うというやつだが)しました。継続することで今自分が何にフォーカスすべきかに改めて気付かされることが多かった印象です。

半年くらいではなかなか浸透していない状況ですが、スクラムマスターの研修を受けに行ったり、書籍を読んだりとスクラムの要素を自分自身に染み込ませて少しずつ実践して行っています。この辺はまた別途どこかで書いておこうと思っています。

関連部署へのツッコミ

2019年は様々な知見との出会いだったみたいです。ビジネスディベロップメントという観点では、『The Model』という書籍に出会い、それを(そのままとは言わずとも)実践することができたらどんなにいいだろうと考えていました。

たまたまマーケティング部門に異動したということもあり、まずはThe Modelで言われているようなファネルにおいてどこに穴が空いているのだろうか?ということを考えながら仕事をしていました。

その結果、マーケティングの後工程にあるインサイドセールスのような部隊がいるのですが、そのチームにああしららどうだとかいうツッコミを入れたりすることが増えました。

さらには、インサイドセールスの前工程であるマーケティングにおける課題も見えてきて、それへの対策を考えたりと俯瞰的な理解と具体的な施策みたいなものを行ったり来たりすることができるようになってきました。(これは、会社に在籍する期間がながいために会社のことを知っているからということもありますが)

この活動の中での話はワントピックでNoteで書いていこうと思っています。

なかむらまこと @BizDevとマーケティングのはざま|note

フィジカルコンディション

一方で、体のコンディションについてはあまり良いとはいえなかった気がします。営業時代に身につけてしまった酒飲み癖(ビール1日2−3本飲む)は悪いものと分かりつつも継続しちゃっています。ただ、軽く誘われた程度での飲み会などはあまり行かないようにしていました。(割と負の感情を抱くことがあるので)

また、過去3年くらいやっていたランニングがあまりできなかったりしたので、2019年後半は体がバキバキでおじいちゃんと化しています。ここは2020年以降の改善ポイントかなと思っています。体のコンディションは、マインド(知能含む)のベースだと思い込ませて。

「アイデアと移動距離は比例する」と誰かが言ったように、ここすうねん旅は僕の中で重要なファクターです。海外は、スペインに2回、上海(これは会社の研修で)、杭州、コロラド、アトランタ(これはAnsibleFestで)へ。国内では、出張やイベントなどで、様々な場所へ伺いました。

まだまだ行きたいところがたくさんあるなと思っていたのですが、よくよくリストアップしてみると色々なところへ行ったのだなと思います。前に比べてお金にも余裕が出てきたので、行った先でもあまりケチらずにツアーに参加したりできるようになりました。これは10年での成長でしょうか。

  • スペイン(2回):食の街サンセバスチャンから、アートの都市バルセロナなど様々な文化があり豊かな国。3回、4回と行きたい。
  • 上海:都会、キャッシュレス社会を垣間見る
  • 杭州:結局定番の観光地にしか行けず、期待していた裏側を見ることができなかった(旧市街と新市街的な感じに街が発展しているらしいが、新市街的なところがあまりよくわからず)
  • コロラド:以前から行ってみたい街だったが、大麻解禁で有名な街。町中で吸っている人はいないけど、町中にはクラフトビール屋の数と同じくらい?所々にディスペンサリーと呼ばれるお店がある。
  • アトランタ:小さい街で南部のためアフリカ系アメリカ人も多い。ここもホームレスが多い。最近はどこの都市にもホームレスがいるイメージ。

読んだ本

今年も積読がはかどりました。積んだ本は50冊くらいありそうですが、読んで感動した本は以下ですかね。

The Model

ビジネスを回すということについての解像度を劇的にあげてくれた一冊。2017年3月からビジネスディベロップメントという役割をしている中で、モヤモヤしていたことのほとんどがこの一冊で明確になった。

アフターデジタル

OMO(Online-merges-Offline)と呼ばれる、顧客とのオンライン・オフラインによる接点を強化することで、顧客との接点を滑らかにし、ビジネスを創出することが中国ではごく普通のことになっているというデジタルファースト以降のビジネスのあり方の示唆を与えてくれた。

カイゼン・ジャーニー

僕がしっかりとアジャイルやスクラムについて学ぶきっかけになった一冊。単純にテクノロジー分野における知識として学ぼうと読みはじめたが、ビジネス開発だけでなく、マーケティング業務、営業活動にもその考え方が活かせそうだと思わせられたきっかけの本。これを読んでから、『スクラム現場ガイド』『スプリント』などの書籍を読むと理解度が違う。

ハッキングマーケティング

なんとなくタイトルに惹かれて手に取った一冊。さーて読むかと冒頭を読んでいると「アジャイルマーケティング」という用語があったりと、周辺環境が刻々と変化する中、ソフトウェア開発手法である、アジャイルの手法をマーケッターも取り入れようというお話。『カイゼン・ジャーニー』や『スクラム現場ガイド』などを読んでいたので、スラスラと読めた。まさしく自分自身が考えていたことが、既に本書にまとめられていたので感動した。少しずつ実践して行こうとしている。

三体

書店で平積みされていたり、電車の中の広告をみたりして、SF好きだし読んでみっか〜くらいの感覚でポチったこちらの本。結構分厚いのですが(Kindleで読んだけど)、結構すらすら読めてしかもダイナミックに現実とVRの世界の話が織り交ぜられててすぐに読み切りました。小説はハマると読めるタイプなので、1年に1冊くらいしか読んでいませんがこれに出会って良かったと思います。

おわりに

2020年は社会人になってから10年という節目の年になります。10年も同じ会社にいるつもりはなかったのですが、ここ3年くらいはいつも変化を求められつつも、新たな課題をどう解決するか、ということを走りながら考えるというスリリングかつエキサイティングな経験をすることができています。なんとなく自分の方向性みたいなのも見えてきたのかなぁと思っていますが、まだまだ探求の旅は続きそうです。

スクラムマスターの研修を受けたときに講師の方がおっしゃっていたのが以下のような言葉なのですが、今でもたまに「まぁ、いっかー」「あの人はそういう人だから何言ってもダメだよ」と諦めようとしたときに何度も思い出す言葉です。「諦めたらそこで試合終了だよ」ではないですが、これからも心にとどめておきたいと思う言葉です。

「思考をやめたら、仕事の放棄だ」

書籍などで知識を得ながら、実業務における課題を見つめ、解決していくということは引き続きやっていきたいことだと思っています。

2020年、そしてその先の10年はどんな難題が目の前に現れるでしょうか。ひとつづつ解決できるように思考を諦めないで生きていきたいと思います。

17日5ヶ所、出張&延泊休暇の旅 〜オースティン・ポートランド・カナダ(バンクーバー/ケロウナ)〜

今週のお題「好きな街」

10月頭の出張の機会を利用して北米5ヶ所を訪問したので気づきなどなどざっと書いておこうと思う。今回は観光というよりは、調査っぽい要素もありつつな旅でした。刺激もいろいろ受けました。やっぱり北米は先端を行っているというか(闇もありつつ)という感じ。

 

  • 2週間で5ヶ所、飛行機に乗った回数8回(Transit含む)
    • モリーン
    • オースティン
    • ポートランド
    • バンクーバー&ケロウナ
  • クラフトビールEverywhere
  • eScooter
  • 外食の費用の高さ
  • 海外出張時のストレスの低さ

 

2週間で5ヶ所、飛行機に乗った回数8回(Transit含む)

 

今回の旅は、会社の出張も含めてそれなりに長くなったのだが、なんと2週間で5箇所、東京からも含めて飛行機に8回と鉄道に乗り移動しまくる旅立った。1部の都市に平均2−3日くらいは滞在しているようなイメージ。一部の都市では実質1日くらいしかいなかったようなところもあるが、なんとなく行きたいところに行くというので予定を組んでいたらこんな感じの結構な移動距離もあるようなたびになってしまった。

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また来たくなる不思議な引力のある島、カミギン島

すっかり前の話になってしまいましたが、ゴールデンウィークに人生2度目のフィリピンに行ってきました。前回はフィリピンを縦断するという横暴にでましたが、今回はゆっくりと過ごそうということにしていました。今回はセブから飛行機で1時間ほどのところにある小さな島、カミギン島がメインの目的地でした(過去形なのは後ほどわかります)。
 

カミギン島について

カミギン島はまだ活動している活火山のある島です。地球の歩き方にも載っていないので、この島をチョイスするひとはおそらくごくわずかかと思います。島のサイズがコンパクトで人も優しく、とある人に聞いたところによるとスリなどもほぼないということです。すごい平和で、時間がゆっくりと流れていくような島で1週間くらいゆっくり過ごすのに良いです。
 
 
ダイビングの聖地でもあるようで、海は抜群にきれいです。いくつかビーチがありますが、どこに行っても珊瑚が見れたり大きな貝が生息しているところがあったりでシュノーケリング程度でも十分に楽しめます。沖の方までいくと更に珊瑚がたくさん見れるのかもしれないです。
 
日本人はほぼ見かけず、中国人すらあまり見かけないくらいにマイナーな島なのでしょうか。ただ、フィリピン人(国内)観光客は多く見かけた気がする。船も1日に1本くらいしか出ていないようで、人の流量がだいぶ制限されているからかもしれない。
 

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旅程と船

 
当初、カミギン島だけではなく、近くにある(でも移動が難しい)シキホール島も興味があり行こうと計画していたのですが、フィリピン人も長期休暇だったのか船が満席で乗船できないという自体に見舞われ敢え無く全日カミギン島で過ごすというプランに変え、帰りの便に乗れるように飛行機でカミギン島から脱出するという計画に変えた。カミギン自体は気に入ったので何かの運命でこの島に残ることになったのだとポジティブに解釈して残り2日をゆっくり過ごすことにした。飛行機も取れたし、たまたま直前まで泊まっていた宿も部屋が空いていたし、そこに継続して泊まらせてもらえたのが幸運だった。
 
 0日目 金曜日夜便で出発
 1日目 マニラ→セブ経由でカミギン島に午前中着
 2日目 カミギン
 3日目 カミギン
 4日目 カミギン
 5日目 カミギン
 6日目 カミギンからボホール島経由でシキホール島へ向かう
 7日目 シキホール
 8日目 シキホールからボホール島経由でセブへ
 9日目 セブ発
 
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(船に乗れず揉める人々)
 
ちなみに、当初船での移動を計画していたときに参考にしたサイトは以下。もしもこれからカミギン、ボホール、シキホールあたりを回ろうとしている人が居たら参考にしてもらえればと思う。(ただ、カミギンとシキホールのアクセスは悪すぎるし、今回の満席で乗れないというパターンだけでなく、台風で乗れないとか海が時化(しけ)てて船が出れないとかそういうこともあろうかと思う。なのでこのあたりは船での移動はなんとなくおすすめできないと思います)
 
 
シキホールは黒魔術師が未だに残っている島ということでその神秘さに惹かれたのだが、また次のタイミングで行ってみたいと思う。
 
 

見どころ

さて、そんなもともとのプランを覆されるような、来た人を離さない引力を持つ不思議な島カミギン。日差しもめちゃくちゃ強く真っ黒に日焼けしてしまったり、カミギンの引力に身を任せながらゆっくり過ごすのがこの島の楽しみ方だと感じた。好きなときに起きて、暑くなったら海にダイブして体をクールダウンし、サンミゲルでも飲みながらゆったり夕日を見ながらハンモックで寝転がったり・・。
 
そんなゆったりした島の見どころをいくつか書いておこう。もちろん、ゆっくり時間が流れるので焦らず寄り道しながら楽しむのがいいという前提があるのだが。
 

バイクレンタルして島を一周

 一番自由度の高い楽しみ方がバイクをレンタルすること。行きたい場所をテキトウに決めて、途中で見つけたお店などに立ち寄ってみると新たな発見があって良い。今回は最初2日間バイクの運転手さんを雇って後ろに乗って主要な場所を回ってもらい、その後2日間は自分たちでバイクを借りて回った。どちらもそんなにお金はかからないがやっぱり自分でバイクをレンタルして回ったほうが自由度が高く楽しい。
 

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(バナナだっけ)

ホワイト・アイランド

ホワイトアイランドは干潮時にしか現れない白い砂の島。早朝と夕方あたりに船が出て、島でゆっくり過ごすことができる。ここでは本当にフィリピン人しか見なかった。おそらくバカンスで来ているのだろう、島に行くとパラソルのレンタル販売があって、それを借りてビーチに寝転んだり海に潜ったりしている人がたくさんいる。
 

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(ホワイトアイランド)

マンティゲ・アイランド

マンティゲ島はカミギン島の南東あたりから船が出ており、船に乗って20分くらいのところにある小さな島。ここもまたビーチでパラソル借りてまったりしている人や、島の真ん中あたりがジャングルっぽくなっているのでそのへんで確保できるテーブルでピクニックをみんなしている。シュノーケリングをする欧米人などもいる。リゾートとは言いにくいが海も浜辺もきれい。
 

 

 

滝とか温泉とか

バイクで巡っていると色んな所に滝や温泉(冷たいのも含む)がある。晴れた日はバイクに乗ってるとすごく日焼けするし暑いので、途中途中で滝とかに飛び込んでクールダウンするのは気持ちいい。温泉はHot Springとなっている温かいだろうところもぬるく、日本のような暖かい温泉ではないのでそのへんはご注意。
 

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(滝とは関係ない)

Giant Clam Sanctuary

Giant Clam Sanctuaryはその名の通り、巨大な貝が生息する講演で、自然保護をしている。どうもここでは大きなリゾートホテルかなんかが建てられそうになったっぽいが裁判して勝って今の状態が残っているみたい(推測)。ビーチ脇が講演の様になっているのだけれど、そこのオーナーの子供なのか小さい女の子が英語で説明してくれる。何回も説明しているので暗証した言葉を淡々と語っている感じで面白い。
 
浅瀬は無料で泳ぐことができるが、自然のGiant Clamをシュノーケリングで見に行くツアーみたいのがあるので、それは絶対に行ったほうがいい。ここもめちゃくちゃキレイな海と珊瑚、Giant Clamなど見れて神秘的。
 

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おすすめ食事どころ

セブではよくシーフードも売っているのだが、カミギンでは思った以上にシーフードのお店がなかった。漁港も見ていないので、ここの島は漁業では成り立っていないのだろう。セブでよく見るバーベキュー屋はいくつもある。何度も食べていると味にも飽きてくる。というわけで、バーベキュー以外で美味しかったお店を以下に紹介しておく。
 

Kurma Eco Beach Lodge

Kurma Eco Beach Lodgeは欧米人(おそらくドイツ系?)がオーナーでやっているゲストハウスだが、併設されたレストラン兼バーがある。また、海沿いに面しており夕日もきれいに見れるし、ハンモックなどもありゆったりできる。ここで食べるガーデンパスタが気に入り過ぎて3回くらい食べた気がする。ガーデンパスタは単純に野菜炒めとペンネパスタを和えたものだが、味付けもちょうどよかった。ホワイトアイランドまでの船乗り場から近いので、朝ホワイトアイランドへ行き、昼ご飯はここで、というのもいいかもしれない。
 

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(ガーデンパスタ)

Greencow Organics(名前は変わっていたかも)

こちらも欧米人(たしかアメリカ系)がオーナーのピザレストラン。中心地からバイクで2−30分くらいいったところにあり、周りには何もないのでなかなかここまで来る人も少ないかもしれない。ピザももちろん美味しかったが、ここで飲んだ紫色のジュースが美味しかった(ノンアルコールのモヒートみたいな、でもなんか花の香り)。
 

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(ピザ&ジュース)

Beehive

Beehiveサンケンセメトリーという観光名所から更に西の方に行ったところにある小さなお店です。ここはほぼ電波が届かず、島の人もデジタル・デトックスをしに行くようです。確かに最初にこの店に入って中を見せてもらったときに2−3人のフィリピン人がぐだ〜っと座ってぼーっとしているのを見て、ここは「人を駄目にするカフェだ」と思ったくらいです。実際にここでコーヒーを飲もうと座るともう動きたくなくなる。眼の前にある海を見て過ごしたり、近くに住んでいる子どもたちが泳いで遊んでるのをみたり。完全に脳みそがリセットされる感。

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(人がダメになるカフェ)

最後に

カミギンは別になんでもないはずなんだけど、なんとも言えぬ魅力がある。強い日差しもそのときは気にならずに気持ちよく(翌日以降ヒリヒリするけど)、人もまったり温かく、ここは天国なのかというくらい神秘的だった。いくつかのお店の欧米人とも会話したが、何かがきっかけでこの島にきて、何年かかけてガラクタ(アンティーク)を集めてお店を作ったBeehiveのおじさんとか、奥さんがフィリピン人でというおじさんなど。来る人をまた来させる、停留させる引力を感じる不思議な島です。
 
カミギン島、フィリピンに数ある島の中でもめちゃおすすめの島だと感じました(今の所ベスト of フィリピンかも)。ぜひ僕のように2−3日滞在して他に行こうかと考えている方は、考えをあらためて1週間じっくり楽しんでみてほしい島です。まぁ、そうしなくとも船に乗れないかもしれないですが。
 

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Camiguin, Come Again.

poo-tee-weet.hatenablog.com

 

写真は以下のカメラ(Sony a6500) で撮影し、Snapseedで編集しました(していないのもある)。

構図もうまくないし、ピンぼけしたりすることも多いので、まだ不慣れですが、がんばります。そのうちa7系を目指す。

 

by カエレバ

 

by カエレバ

 

 

旅欲が向上中 Sony RX0 所感

 
 今年の年末にでも試してみたいと思っている、「サンティアゴ巡礼」をテーマにした映画を観た。出世街道に乗っていた息子が急に思い立ったように世界良好に出かけ、サンティアゴ巡礼を開始したところで事故に巻き込まれ亡くなってしまった。遺品をみた主人公トムは遺灰を携えて巡礼に向かう。途中で出会う仲間が胡散臭く、旅の雰囲気を崩す感じもあるがまあライトウェイトに楽しめる映画だった。

 

 

RX0について

さて、3月にタイに行く予定があるということもあり、また物欲が向上しているようで、ミラーレス一眼に加えてRX0を買ってしまった。1週間ほど使ったので所感でも書いておく。


超小型のスチルカメラで持ち運びには非常に便利だ。ただ、小型過ぎて若干怪しく思われるのではないかと不安になるので、このあたりはどうしたもんか。まだオート設定でしか取っていないが、ちょっと歩きながらパシャリというのは苦手でしっかり止まって、撮影しないとまあまあブレる。良いジンバルを組み合わせれば良くなるかもしれない。専用のジンバルがあるっぽい(まだ発売されていない)のでこれは期待したいところ。

 

https://www.instagram.com/p/BfVr87Jgr53/

 落ち着いて止まって取ればこんな感じ。これはキレイに撮れた。こうやってふとしたときに取り出して撮る、というのが良い。

 

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多摩川沿い。ランニング途中に立ち止まってパシャリ。

 

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丸子橋。青い橋と夕暮れ間近の空の色がいい感じですかね。

 

 

 

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橋の上からサッカー少年。濃い青チームがどっち側かわからないが薄い青1人に人数書けすぎでは。

 

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枯れてる。

 

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ラム肉。肉のきれいな色。

 

とりあえずデフォルトで付いてくるストラップは心もとない感じなので、Shoulderpodの柄の部分とストラップを使っている。それなりに安定。

 

自分の目線外の景色や、スローモーション撮影などにもチャレンジしていつもと違う写真や映像が取れればなぁと思っています。

 

 

その他

3月末くらいにもう少し深く書いておこうと思うが、2017年度はほとんど仕事しっぱなし感があり、何かどこかで節目を作りたいな。次の人生の方構成も考えて行きたいなのなんとなく考えていたのだけれど、2020年には社会人歴 満10年になるということでどこかに旅にでたいと思い始めた。ここまでに新しい働き方ができるような準備をしていこうとちょっと思っている。

 

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自然を満喫、佐渡島へ

Odai「思い出の一枚」

 

2017年8月に佐渡に行ってきたので今更ながら投稿。。写真の整理も兼ねてここ最近かけていない旅ブログをそろそろ書いていこうかと。。これからGWや夏休みの計画を立てる方の参考になればと思います。

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 もくじ

 

広大な島

佐渡内は非常に広い。また、主要な観光名所はそれぞれ離れており、車で移動しなければならない距離だ。観光名所はいいから一箇所で自然を満喫したいのだ、という人ならその場所まではタクシーやバスを駆使して移動してゆっくりするのもいいと思う。

 

そういうことで、車を事前にレンタル予約して(1ヶ月以上前に連絡したがぎりぎり滑り込みで予約できた)、3日間の旅とした。それぞれの観光地をゆっくり回ると2-3箇所程度しかまわれず、割と移動ばかりでドタバタしていた感がある。観光名所もピンキリなので、このあたりは時間に合わせて的を絞って旅程を事前に立てておいたほうがいい。

 

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割りと近いかなと思いつつも、道がクネクネしていてあまり車のスピードも出せないので、以外に時間がかかるケースもあるのでGoogleマップで調べていた情報とは異なる可能性もあるので余裕を持って予定を立てるのがいいと思います。

 

旅程・見所

僕らが今回の佐渡へ行った旅程は以下の感じ。いつものごとく宿泊する場所は決めていたが、それ以外はほぼノープラン。広いので、もう少し計画立てておけばよかったかな。。見所としてはやはり自然は外せない要素なので、山や棚田だったり、海だったりは外せない。それ以外は金山も面白いし、宿根木は小さな街だが雰囲気はいい感じ。

1日目 松ヶ崎ヒストリーパークでキャンプ一泊
2日目 松ヶ崎ー岩首棚田ーぐるっと佐渡北上ー休暇村佐渡オートキャンプ場
3日目 入崎海水浴場ー佐和田方面へー敷島荘滞在
4.日目 金山ートキの村ー宿根木
5.帰路へ

 

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宿根木



自然を楽しむ

太平洋側の島に比べて魚はあまりいない感じでシュノーケリングするもカラフルな魚がいる感じではない。ベラやフグ、この土地ならではといえばイカの群れ(小さな)が見れたことはよかったところ。水はきれいなので、泳ぐのは気持ちいいです。

 

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いくつも海水浴場があるので、いろいろな顔があるみたいなので、アイランドホッピングならぬ、海水浴場ホッピングも楽しいと思う。ただ移動にかなり時間がかかるので、余裕のある人にはそういう楽しみもある。

 

入崎海水浴場 

虫谷(入江)

 

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佐和田海水浴場の夕日

https://www.instagram.com/p/BY3LZFug-_x/ 

 

 

 

キャンプ場について

この時期はキャンプ場もすごい混みようで、予約もかなり早くにした休暇村は取れたが、計画を変えて一日前倒しにした日のキャンプ場が取れなかったので、市が運営しているか無料の公園でキャンプをすることにした。予約することは不可能なので、当日とりあえずその場に行き、そんなに混んでおらずなんとか張ることができた。その市営の松ヶ崎ヒストリーパークは管理が行き届いており、トイレもシャワーもありよいスポットでした。駐車場に車を止めてちょっと歩き芝生の公園になっており、そこにいくつかテントがぽつぽつ。また、グループキャンプをしに来ている団体や、昼から酒盛りするおじさんたちも。ゴミ捨て場がないのでなんとか処理する方法を見つける必要があるが、それ以外は虫も気にならないし、海はすぐそばで景色がいいし、非常に良いキャンプ場でした。

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松ヶ崎ヒストリーパークちかくの海

 一方、予約できていた有料のキャンプ場(休暇村)の方は、車止めて外に出るなりアブの大群に襲われ、雨降った後だったからか蚊が多かったりとだいぶひどかった。。景色がいいというレビューがあった気がするが、あいにくの天気というのもあり、特段普通の景色だった。丘の上という感じで、海までは歩いて5分強かかる(近くに堤防があり釣りができる)。また、事前予約していた海鮮セットは値段が高い割に量も質もあまりよくなく残念でした。近くのコープで調達した方が断然おいしいと思います(前日はそうした)。

 

お金

東京から行くとまず車・新幹線・電車で直江津もしく新潟まで行き、そこから高速船に乗る必要があるので、結構遠い。なので、今まで行っている伊豆七島と比較して移動費にコストがかかった感じです。宿は敷島荘というところにとまったのだけれど、ご飯のボリュームもすごく、佐渡中心地にも近かったので非常に良かった。近場では遊泳できるところはないが、素潜りしている人もいた。

 

船往復:6,600円/人+車
 佐渡汽船
島内移動費(レンタカー):丸3日間45,000円 (2人で利用)
 佐渡レンタカー
キャンプ:4000円(一泊分)
 休暇村 佐渡
民宿:8000円/日 × 2日
 民宿 敷島荘
ーーー
合計 41,100円/1人 

 

これに追加して食事や観光地の入場料、お土産などのお金を携えて行きましょう。

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さいごに

今年の冬の佐渡は雪が降りまくりで大変な様子だが、佐渡は自然が豊かで、四季それぞれの表情を見せてくれるような島だということで、今後は夏ではなく違う時期に行ってもたのしいかなと思いました。佐渡は広いので、何度行っても新しい発見がありそうかなと。
 

イランに行ってきた(2)ガイドブックに載っていないテヘラン編

3月の連休と有給を利用して、イランへ行ってきました。前回は旅程の紹介と旅の計画に役立ちそうな雑感を書きましたが、今回はテヘランについて書いてみたいと思います。テヘランin、テヘランoutという計画だったので、到着後2日、出発前1日の合計3日間ほど滞在しました。

 

https://www.instagram.com/p/BSnAzeVBEqk/

 

もくじ

  • 空港からテヘラン市内まで
  • 見どころ
    • バザールや観光名所
    • 街歩き
      • Fahang Book Store
      • カフェ Lamiz Coffee
      • テヘラン現代美術館
    • 番外:事前に観ておきたい映画?

 

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富士五湖満喫&富士山を望むトレッキング @本栖湖いこいの森キャンプ場

今週のお題「ゴールデンウィーク2017」

 

まだゴールデンウィーク真っ只中ではございますが、ようやく暖かくなってきたので今年もキャンプに行ってきました。今回はなんとなく山梨県の富士五湖のひとつである本栖湖にあるキャンプ場、本栖湖いこいの森キャンプ場です。

 

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もくじ

  • 本栖湖いこいの森キャンプ場
    • アクティビティが豊富にできる
  • 今回購入した品々
    • MSR タープ Rendezvous 120ウィング
    • ミニ チェア
    •  燻製簡易キット
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