Poo-tee-weet?(プーティーウィッ?)

ビジネス書などに関する紹介・感想をメインに記事を書いています。経営、組織論、テクノロジー、マーケティング。

読書

他者を眺め解決の糸口を見出すナラティブ・アプローチー『 #他者と働く 』を読んだ

社会人10年目にしてナラティブ・アプローチというのを、今回紹介する『他者と働く』を読んで知った。社会構成主義という考えから出てきているようで、最近遅ればせながらもアジャイル/スクラムに関する書籍などを読んだり、研修を受けたりする中で、今まさに…

アクティブブックダイアログ(ABD)に参加してみた

このエントリーを読むには約7分45秒かかります。 もくじ はじめに アクティブブックダイアログの進め方 効果 アウトプットが前提かつ制限された時間で、集中力があがる 自分の内容とほかのメンバの内容がどう繋がるか注視する ダイアログで多角的な意見を聞…

ロジカルと自然の狭間の経営論 ー 『スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営』

「好きなことだけ!」あたりがキャッチーで、好きなことだけする仕事術的にも聞こえるが、本書はこだわりにこだわり抜いたモノやコトを販売するための経営論という感じの本である。社長は父親の代からあとを継いで社長をすることになった方である。 (ブ~。…

複数の文化圏とやり取りする人必読?『異文化理解力』を読んだ

外資系企業に勤める身としては如何に外国人(本社の方々やアジアパシフィック地域の上の方々)とうまくやり取りするかというのをしっかりとわきまえておきたいと思う今日このごろ。日本とアメリカで文化を分ければわかりやすいけれども、アメリカに住んでい…

高城剛ワールド入門『高城剛と考える21世紀、10の転換点』を読んだ

高城剛の本はなんだかんだ色々と読んでいる。最近はメールマガジンも読みはじめて”高城剛ワールド”にかなりハマっている。 高城 剛と考える 21世紀、10の転換点 高城 剛 宝島社 2014-03-15売り上げランキング : 200 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 図書館 …

インターネットと世界はどう変化するか ー『第五の権力 Googleには見えている未来』を読んだ

ちょっと話題になっていると思って読んでみたら、非常に読みやすく、示唆に富んでいる。Googleの会長 エリック・シュミットが書いた本だと書いてあったが、共著のジャレッド・コーエンが書いてるんじゃないかな、と思った。原著の方のタイトルは、『THE NEW …

一生お世話になりそうな本:『努力する人間になってはいけない』を読んだ

『努力する人間になってはいけない』、というシンプルなタイトルにも関わらず分厚い装丁。これがこの本の本質を示しているのではないかと読み終わった今だからそう思える。索引のページ読み進んでみると努力の話だけではなく、教育について、自由について、T…

『リーン・イン』:女性の社会進出のためにFacebookのCOOが立ち上がる。

この本は、とりわけ男性に読んでもらいたい。とくにより良いリーダーに、より優れたリーダーになりたい人たちにお勧めであるhttp://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/31897/ こんな釣り文句に引っかかってしまうつもりは全くなかったのだが、読む本も特…

『カレーライスの誕生』:読めば読むほど食べたくなる、カレーライスについてかなり本気な本。

カレーが美味しい季節になりました。いや、いつ食べてもカレーは美味しい。僕の場合週に1回はカレーを食べている気がする。カレーライスは日本人にとってどんな意味を持つのかを紐解いてくれるのがこの『カレーライスの誕生』である。原本は2002年6月に発行…

『仕事以前の会社とお金の常識』

単行本で読みやすい。社会人1年目にこれを読んでいればまた違かったのかもしれないと思う。それは、知識のことだけでなく、意識レベルでなにを気にして仕事をすべきかということがこの本に散りばめられていたから。そもそもこの本を読むに至った経緯は、柳井…